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2024.3.30 07:00ゴー宣道場

<新コロナ真理教の人々⑥> 【医学は本当に宗教なのかⅢ】

<新コロナ真理教の人々⑥>
【本当に医学は宗教なのかⅢ】

 

 今年2024年は閏年。パリオリンピックの年ですね。そしてその前の2020年は東京オリンピックの年でした。コロナにビビって2021年に延期したのに史上初めての無観客。多くの人にとって自国開催は生涯一度きりのイベントでしょうが、それを高々3,000人程度(2020年)の死者の疾患でフイにしたのが日本人でした。しかし今考えると、この顛末こそ実に日本人らしい振る舞いだったと言えるのかもしれません。

 そう言えばアクリルパーテーションという謎の風習はどこに行ったのでしょうか。そして今も続くマスクの民族写真は、後世の習俗資料になるでしょうか。更には「当時の人はマスクとパーテーションが感染防止に効くと信じていた」と教科書に載って晒されるでしょうか。

 コロナ禍の馬鹿馬鹿しさは中川淳一郎さんのプレゼンが傑作でした。「感染防止のために今は我慢」というコンセプトを与えるだけで、あそこまでの独創性を発揮するのですから、日本人も捨てたものではありません。

 見るだけの流しそうめん。2mバトンでのリレー。教室でのオンライン修学旅行。14分59秒以内に食べなければならない給食。「今は静岡に来ないで」の立て看板。段ボールに扉をつけた「鳥取型オフィスシステム」。大きな提灯の中で会食する高級ホテル。声出し禁止のスポーツ観戦。科学的根拠なく夜の街を目の敵にする知事。

4人までの会食なら感染しないウイルス。夜8時までは感染しないウイルス。逆に夜8時を超えると猛威を振るうウイルス。無効で、危険で、逆効果なのに、意固地にマスクをする大衆。不潔な尾身食い。そしてマスクマラソンで死んだ小五生を前にバックれた教師たち。

 超過死亡が出ているのに、無料というだけで7回もワクチンに群がった国民。打つほど感染拡大したのに効果があったと信じる国民。医療行政の誤りに怒ることなく、健康被害にも見て見ぬふりの国民。42万人死ぬという妄言に騙されたことにも向き合わない国民。

 これら一つ一つは医学が音頭を取った非科学のなせる愚行に他なりません。科学の対義語は迷信か宗教でしょう。これらの迷信を信じて自らの健康を損ない、全体主義に加担したのが我々です。私たちは、免罪符に群がり、魔女狩りに明け暮れた中世を嗤う資格はないのです。

 

※)2年間で集めた「バカ感染対策集」(中川淳一郎 デイリー新潮)

https://www.dailyshincho.jp/article/2022/03050555/?all=1

 

コロナ真理教の人々〈第1シリーズ〉
庶民が医学に疑問を持たねばならない
医学は科学ではない
医学の常識は歴史と共に変わる
医学は宗教に近い
人は信じたいことを信じる
医学と闘うために
誤解:コロナは恐怖の殺人ウイルスである
誤解:超過死亡は出ていない
誤解:死亡が増加しているのはコロナのせい
誤解:ワクチンがコロナを抑え込んだ
誤解:未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
誤解:今更コロナを振り返っても意味ない

コロナ真理教の人々〈第2シリーズ〉
⑬誤解:コロナワクチンで薬害は起きていない
⑭誤解:そんなに酷い薬害ならマスコミが騒ぐはず
⑮誤解:ワクチン効果は、打つまで分からなかった
⑯誤解:ワクチン有効率95%はスゲエ
⑰誤解:コロナワクチンは感染を防いだ
⑱誤解:コロナワクチンは死亡を防いだ
⑲誤解:それでもワクチンは感染死亡を防いだ
⑳誤解:ワクチンは集団免疫達成に必要だった
㉑誤解:mRNAワクチンは救世主の技術だ
㉒誤解:mRNAワクチンは安全だ
㉓誤解:でもインフルワクチンは効いているでしょ?
㉔誤解:でもワクチンで天然痘が絶滅したでしょ?
㉕誤解:健康であればあるほどよい
㉖誤解:製薬会社は人々の健康のために創薬している
㉗誤解:行動制限に意味はあった
㉘誤解:病院に行くほど健康になる
㉙誤解:マスクに感染防止効果はある
㉚誤解:マスクに効果がなくても念の為にした方が良い
㉛誤解:でもマスクに害はないでしょ

コロナ真理教の人々〈第3シリーズ〉
㉜誤解:でも健康診断は身体のためだよね?
㉝誤解:日本の研究者は誠実で優秀
㉞誤解:薬害は推定無罪であるべき
㉟誤解:人工ウイルス説なんて陰謀論
㊱誤解:人工ウイルスの目的はビルゲイツの人口削減
㊲誤解:反ワクって非科学の一枚岩で気色悪いよね
㊳誤解:接種したが副作用がなかったから大丈夫だ
㊴誤解:シェディングは陰謀論
㊵誤解:DNA混入問題はデマ
㊶誤解:mRNAワクチンにDNAが入る筈がない
㊷誤解:レプリコンは明治製菓の新しいお菓子?
㊸誤解:私の主治医は魅力的だから医者は信用できる
㊹誤解:医学者というプロが間違う筈がない
㊺パンデミックが終わるとき
㊻最終回:日本でコロナ騒動が長引いた理由

新コロナ真理教の人々
➀超過死亡
②過少死亡と病院経営
③コロナワクチンは終わるのか
④医学は本当に宗教なのかⅠ
⑤医学は本当に宗教なのかⅡ

 

 


 

 

「バカ感染対策」に踊りまくったのも、それはその人が選んだこと。
ワクチンを打ったのも、その人が選んだことで、そのために死んだとしても、それはあくまでも本人が選んだことの結果…と、思い切り突き放せばそう言えないこともないのですが、そこまでニヒっていいのかとも思ってしまいます。かといって、いくら情報発信しても伝わらない人には伝わらないのですが。(時浦)

 

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